通訳に必要な語彙を調べたところ
以下のような事例や意見が見当たりました。
- 通訳訓練を効果的に行うために必要な語彙は1万から1万5千が下限という意見(1)染谷泰正(1995)「日本における通訳者訓練の問題点と通訳訓練に必要な語学力の基準」,<http://www.someya-net.com/kamakuranet/39thTsuyakuKenkyuReport.html >2018年11月23日アクセス
- 29000語覚えて通訳になった事例(6)矢野文宏(2016)「私はこんな勉強をして、通訳になった ~辞書一冊暗記しました~ | みんなの英語ひろば」,<https://eigohiroba.jp/t/245 >2018年11月23日アクセス
また、基本的には通訳というのは
幅広い分野を扱うため
前日の晩に100から300語
覚えることが多々あるそうです。(2)工藤紘実「同時通訳者の英語ノート術&学習法(2/2)|翻訳|アルク」,<https://www.alc.co.jp/translator/article/tobira/IJET25_05_02.html >2018年11月23日アクセス(3)菊池葉子(2017)「【第7回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「単語は全部覚えないと通訳できませんか?」 – 日本会議通訳者協会」,<https://www.japan-interpreters.org/news/yoko-kikuchi7/ >2018年11月23日アクセス
もし 最初から語彙が多ければ
前日の晩に行う作業量が
少なくて済むでしょうし
現場でも落ち着いて対処できるでしょう。
それから通訳ができるには
単語がわかるだけでなく
使える必要があることに
言及されている方がいます。(4)工藤紘実「同時通訳者の英語ノート術&学習法(2/2)|翻訳|アルク」,<https://www.alc.co.jp/translator/article/tobira/IJET25_05_02.html >2018年11月23日アクセス(5)菊池葉子(2017)「【第7回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「単語は全部覚えないと通訳できませんか?」 – 日本会議通訳者協会」,<https://www.japan-interpreters.org/news/yoko-kikuchi7/ >2018年11月23日アクセス
基本的に発信語彙は
受信語彙に比例します。
ですので 語彙が多ければ
現場で訳せずに焦ることが
減るでしょう。
以上から総合的に考えて
通訳を目指すには
語彙は多ければ多いほど
良いと思われます。
まず通訳を目指すためには
最初に1万語は覚える必要が
あるでしょう。
そして そこから通訳の訓練や実践を開始し
3万語まで増やしていった方が良いでしょう。
こちらであなたの語彙を測ることができます。
もし語彙が足りない場合は
当ページ下部の
「7ヶ月で語彙を12000にした方法」を
ご覧くださいませ。
脚注、引用・参照文献
1. | ↑ | 染谷泰正(1995)「日本における通訳者訓練の問題点と通訳訓練に必要な語学力の基準」,<http://www.someya-net.com/kamakuranet/39thTsuyakuKenkyuReport.html >2018年11月23日アクセス |
2, 4. | ↑ | 工藤紘実「同時通訳者の英語ノート術&学習法(2/2)|翻訳|アルク」,<https://www.alc.co.jp/translator/article/tobira/IJET25_05_02.html >2018年11月23日アクセス |
3, 5. | ↑ | 菊池葉子(2017)「【第7回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「単語は全部覚えないと通訳できませんか?」 – 日本会議通訳者協会」,<https://www.japan-interpreters.org/news/yoko-kikuchi7/ >2018年11月23日アクセス |
6. | ↑ | 矢野文宏(2016)「私はこんな勉強をして、通訳になった ~辞書一冊暗記しました~ | みんなの英語ひろば」,<https://eigohiroba.jp/t/245 >2018年11月23日アクセス |