はじめに
TOEIC模試や本番での
リスニングの解き方をお話します。
しかし TOEICの解き方は
千差万別です。
ですので 以下は参考程度にしてください。
最初の解説時に先読み
リスニングPartの1ページ目は
以下になります。
以上が全て読み上げられます。
この間にPART3と4の
図表がある問題を探してください。
そして、図表内の英語と
"Look at the graphic"から始まる
設問を読んでください。
英語を見て目が滑るときは
内容を簡単に和訳してください。
すると意味が明確になり理解できます。
以上の作業を行う注意点を3つご説明します。
左手は元のページに挟む
いつでもPart1に戻れるように
左手は元のページに
挟んでおいてください。
1ページずつめくる
誤ってリーディングパートを
開いてしまわないように
1ページずつめくってください。
リスニングパートを解いているときに
リーディングパートを読むことは
ルール違反であり失格の原因となります。
選択肢DでPart1に戻る
サンプル問題の選択肢Dが
読み上げられているときに
Part1に戻ってください。
全Part共通
音声が流れている間
目を閉じる
僕の場合は
音声が流れている間は
目を閉じたほうが音声に集中でき
聞き取りやすいです。
体を開く
僕の場合は 音声が流れている間は
体を仰け反り胸を開くと呼吸が楽になり
聞き取りやすいです。
迷った場合
リスニングPartは
迷って時間を費やすと
以下のような悪循環に陥ります。
- 迷って先読できない
- 先読みできないから解けない
→1に戻る
逆に先読みできると
以下のような好循環になります。
- 先読みできる
- 先読みしたから解ける
→1に戻る
リスニングPartは
諦めと切り替えがうまくいき
先読みができると
数十点ぐらい上がります。
ですので リスニングPartでは
諦めと切り替えが非常に重要です。
特に 迷ったときのための
ルールを決めおきましょう。
僕の場合は以下のような
ルールにしました。
消去法で選ぶ
消去法でわからない場合は直感で選ぶ
直感でわからない場合は後ろから選ぶ
「後ろから選ぶ」というのは
単に決断を早くするためのルールです。
「前から選ぶ」という
ルールでも大丈夫です。
不安が出てきたら
リスニングパートでは
次の問題へ頭を切り替えていくことが
非常に重要です。
前の問題を心のなかで引きずると
次の問題に集中できずに解けません。
不安が出てきたら マークした後に
「大丈夫」「なんとかなる」などと
心のなかで言うと落ち着いてきて
次問に頭を切り替えられます。
Part1,2共通
左手は問題を指す
読み上げられている問題とは
違う問題を見てしまうことがあります。
そういったことが起こらないように
左手の指は問題を指しておきましょう。
右手でマークシートの選択肢を指差す
Part1,2は選択肢が印字されていません。
そのため どれが正解だったか
覚えておくために
以下のことをしましょう。
右手はマークシートの
今読み上げられている問題を指差します。
そして 答えらしきものが
あったところで指を止めましょう。
答えらしきものが複数ある場合は
両方指差しておきましょう。
迷った場合はこちらを
参照してください。
Part1
先読み
選択肢のナレーションが始まる前に
画像の中にあるものを
できるだけ日本語で言語化しましょう。
例えば、以下のようにします。
- 木が並んでいる
- 道を人が歩いている
- 男が道具を持って芝をなにかしている
- トラックが道に停まっている
などです。
漫然と写真を見るより
内容を理解できます。
選択肢の主語
選択肢の主語が
変わる場合があるので注意しましょう。
例えば 上記ではAではトラックの話をしてますが、
Bでは男の話をしています。
また 選択肢の主語が
単数か複数かも手がかりになりますので
単数形か複数形かにも注意しましょう。
時制に注意する
以下のように
様々な時制や態で
述部が出てきます。
- 能動態
- 受動態
- 進行形
- 過去完了
そして 時制や態も
重要な手がかりになりますので
注意しましょう。
Part2
先読み
Part2の冒頭では
以下が読み上げられます。
"on your answer sheet"が
読み上げられるまで
Part3と4の図表がある問題の
先読みの続きをしてください。
そして "Now let us begin…"で
Part2に戻ってください。
態
Part2の設問は
疑問形だけでなく
否定形や平叙文なども出ますので
念頭に置いて聞いてください。
素直でない選択肢
ご存知の通り、
Part2の選択肢は
素直でないことが多いので
これを念頭に置いて聞いてください。
Part3,4共通
問題番号確認と指差し
Part3,4は下図のように
N字型の順序になっています。
日本人の直感的な順番とは違うため、
ナレーションとは違った
問題を見てしまう可能性があります。
ですので Part3,4は
先読み前に問題番号を
確認しておきましょう。
そして 左手は問題を指差し、
右手はマークシートの選択肢のあたりを
指差しましょう。
先読み
Part3と4では図表と設問を
先読みしましょう。
それぞれ簡易的に日本語に訳すと
意味が明確になり良いです。
例えば設問が
"Who most likely is the speaker?"だったら
「話し手、誰?」のように訳します。
1問目の先読み
Part3と4の一問目の先読みは、
それぞれのDirectionsが
読み上げられている間にしましょう。
ちょっと時間が余ると思います。
2問目以降の先読み
設問1つ目あたりが読まれている間に
3問解いてしまい、
次問の先読みをしましょう。
固有名詞について
ナレーション冒頭付近で
よく聞き取れない部分は
固有名詞の可能性が高いです。
「これは名前だな」ぐらいに思い
聞き取れなくても
気にしないようにしましょう。
図表入り問題
聞き方
図表についての話が始まるまで
目を閉じて聞きましょう。
図表の話が始まったら
目を開いて図表を見て聞きましょう。
答えがわかったら
また目を閉じて声に集中しましょう。
僕の場合は
以上の方法で集中できます。
ここでの注意点ですが、
図表に関する設問の解答は
ナレーションが終わってからにしましょう。
ナレーションの最中に解き始めると
ナレーションを聞き逃します。
引っ掛けに注意
図表入り問題では
答えを直球で言うことはあまりありません。
二番手的な選択肢を暗示し
それが答えである場合がよくあります。
Part3
ナレーターが3人出るタイプの問題
それほど難しくないので
リラックスして聞きましょう。
Part4
内容がBroadcastの場合
複数の話題に次々と移っていくことが
よくありますので
これを念頭に置いて聞きましょう。
さいごに
リスニングの解き方は以上です。
リーディングの解き方は
こちらになりますのでご覧ください。