DUO3.0とは？

「例文で単語と熟語を覚えられる」という
コンセプトの英語教材です。

ご存知でない方は
紹介文をご覧ください。

日本の「いろは歌」をヒントに、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を
重複なしで560本の英文に凝縮させました。
昔は560本の例文からは560語の重要語しか覚えられなかったものが、
DUOならわずか560英文で標準レベルの単語集1冊分の単語+熟語集1冊分の熟語が完全にマスターできます。¹

DUO3.0失敗談

僕は大学受験で
DUO3.0を使用しましたが、
良い手応えはなく
滑り止めの大学へ入学しました。

しかし成人してから
単語カードを使用したところ
7ヶ月で語彙を12000にすることができ
TOEIC初受験で925点を取れました。

以上の経験から DUO3.0は
あまりおすすめしていません。

その理由についてご説明します。

DUO3.0の弱点とは？

科学的に非効率なことが証明されている。

例文で単語を覚えることが
非効率なことは
すでに科学的に証明されています。²

そして 最も効率的な方法は
単語と意味を対にして覚えることだと
いうことも明らかになっています。²

頻出順でない

「最頻出の3000語で
英語の9割をカバーする」
という話があります。

ですので 単語は
頻出度の高いものから覚えると
効率が良いです。

しかし DUO3.0では
頻出順で掲載されていないため
学習効率が悪いです。

最頻出の単語が見出し語になっていない

DUO3.0では見出しの単語が1600ですが、
2ページ目のoutlookは頻出順で4793番です。

ということは outlookよりも
基本的な単語が見出し語になっていない
可能性があります。

少なくとも4793マイナス1600の3193の
基本語が見出し語になっていない
可能性があります。

先程もお話しましたが
「最頻出の3000語で
英語の9割をカバーする」
という話があります。

9割をカバーする単語が
数千単位で抜けていたら大変なことです。

基本的な英語ですら理解できません。

僕はこれを体験しました。

DUO3.0で勉強すると
「難しい単語は分かっても
基本的な単語は分からない」という
ことがあります。

そして 基本的な単語を知らないがために
英語を理解できないことがありました。

例文では1600の単語と1000の表現しか覚えられない

英語というのは語彙が勝負です。

中学で2000語、高校で4000語、
TOEICハイスコアで7000語以上必要です。

以上に対して
DUO3.0は掲載語が少ないです。³

しかも その載っている単語が
初級者にとって難しいものばかりです。

努力に対して効果が低い

Twitterを見ていると
DUO3.0の音読を何十周しても
TOEICでハイスコアを取れない方を
たまに見かけます。

何十周というのはすごい努力です。

しかし その努力が
報われていないように思います。

単語の意味を思い出せないことがある

DUO3.0で英文と訳文を覚えると、
英文と訳文は思い出せても
肝心の単語の意味を思い出せない
ことがあります。

単語の意味を覚えるためには
結局 単語と意味を対にして
覚えなければいけません。

そうであれば、
最初から単語カードなどで
単語と意味を対にして
覚えればよいと思います。

音読する例文としては選択を間違えている

英文の音読はものすごく体力を使います。

ですので 音読する英文は
英会話で使用するものを
優先したほうが良いと思います。

しかし DUO3.0は
英会話で使わない英文が多いです。

音読する英文の選択としては
間違っていると思います。

単語の発音を個別に覚える仕組みがない

単語の発音を覚えることで
英語を聞いたときに理解できます。

しかし、DUO3.0では
単語の発音を個別に覚える
仕組みがありません。

では 何で単語を覚えれば良いのか？

暗記カードは
DUO3.0の弱点がありません。

• 頻出順に覚えられるため
  基本的な語から覚えることができ
  学習効率が良い
• 単語と意味を対にして覚えられるため、
  単語の意味を思い出せる
• 単語カードを使えば
  単語の発音も個別に覚えられる

以上から 最初から単語カードで
単語と意味を覚えたほうが良いと思います。

英単語カードでの詳しい学習法は
サイト下部の「7ヶ月で語彙を12000にした方法」を
ご覧ください。