なぜ 似ている単語の記憶は
難しいのでしょうか?
その理由は
記憶には順番があるためです。
僕たちの脳は
まずは大雑把に物事を記憶します。
例えば 小さな子供は犬を見たら
「わんわん!」と言います。
そのうち 顔がぺちゃんこの犬を見ると
「ブルドッグ!」と言います。
僕はパグを飼っていましたが
小学生には必ず
「ブルドッグ!」と言われました。
しかし そのうち鼻ぺちゃの犬も
色んな種類がいることが分かって、
パグとかボストンテリアとか
細かく認識するようになります。
犬を飼い始めると
同じ種類でも
顔が随分違うことに気づきます。
例えば、「これはブサイクなパグ、
これはイケメンなパグ」と
区別できるようになります。
つまり 僕達の脳は
最初は大雑把に記憶し、
そのうちだんだん細かい違いも
記憶するようにできているのです。
なので似ている単語の
記憶に時間がかかることは
仕方のないことなんです。
対処法としては
単に時間がかかることを知って
似ている単語を暗記カードで
繰り返すことです。