「英会話は内容に
意味がないといけない!」
という人たちがいます。
僕も以前はそう思っていました。
中身のあることで
かっこいいことを
話そうと思っていました。
しかし これは
天才でない限り
難しいかもしれないと
思う様になりました。
多言語話者のロンブ・カトーさんは
語学学習について
以下の様に話しています。(1)ロンブ・カトー(2000)わたしの外国語学習法 筑摩書房.
羞恥心がなければないほど
結果が出るということです。
ロンブ・カトーさんによると
特に男性は羞恥心のせいで
なかなか話せないそうです。
どれだけ博識な男性であっても
英語を覚えたてのときは
2歳児程度のことしか話せません。
それが恥ずかしくて
話せないんですね。
しかし これは恥ずかしいことでは
ないと思います。
人は意外にも
内容に意味のないことが好きです。
何年も前のことですが
英語を話せない知り合いが
ハワイへ行くと言いました。
僕は彼に
「人気者になるよ」と
言いました。
彼は「なんで?」と聞いたので
「ダンスができるから。
人は言葉じゃないから。」と言いました。
ただのダンスではなく
ちょっと面白いダンスです。
彼は帰った来たら
「すごい人気者になったよ!」と
報告してくれました。
人気者になる必要はありませんが、
笑顔で友好的に話すくらいは
できるのではないでしょうか。
確かに意味のある会話が
必要な時もあります。
ですが 大抵の場合においては
人が求めているのは
いい気持ちになることです。
そして 斎藤一人さんの言う様に
二つ上に向かう人は
途中で落っこちてしまいます。
もし英会話の上達に順番があるとすれば、
まず内容のないことを話せる様になることが
第一歩だと思います。
その次に 内容のあることを話せる様に
なればよいのではないでしょうか。
脚注、引用・参照文献
1. | ↑ | ロンブ・カトー(2000)わたしの外国語学習法 筑摩書房. |