科学的に分かったリスニングの2ステップ
出典は見失いましたが
外国語を聞き取るときに脳を調べると
小脳が激しく反応しているそうです。
小脳というのは
“運動”を司る脳です。
これが何を示しているかというと、
僕達の脳は『音』だけでなく
『発音時の身体の動き』も参考にし
音を聞き分けているのだと思います。
詳しく説明すると複雑になるので割愛しますが、
要するに僕たちは、
自分で何度も発音した事のある音なら
聞き取ることが容易になるそうです。
一方、僕たちはあまり発音した事の無い音は
聞き分けることが難しいそうです。
前にもお話しましたが
僕は語彙が12000に達したときに
綺麗な英語であれば
はっきり聞こえるようになりました。
実を言うと、僕は1単語につき
期間を空けて5回以上 発音しています。
自分で5回も発音した英単語を
聞き取れない人はいないと思います。
しかも、12000語でやっているので
6万回以上 も英単語を口にした事になります。
英語の正しい音は、口を使って
小脳が覚えているのだと思います。
……
英単語の発音練習に加えて
『語のつながり』を覚えれば
英語はさらに聞き取れると感じます。
『語のつながり』というのは
「リンキング」とか「リダクション」というやつで
英語学習者はみんな知ってます。
しかし、訓練する人は少ないです。
『語のつながり』も知識として知るだけでは
小脳は音を覚えてくれないと思います。
『語のつながり』も音読して
小脳に覚えさせることをおすすめします。
僕は『語のつながり』を英文に全てメモし
その通りに音読する事を1ヶ月続けました。
『単語』と『単語同士のつながり』で
英語の音の大部分が分かると感じます。
ですので、この二つを行うと
きれいな英語であれば
はっきり聞こえると感じます。
リスニングで行き詰っている人は
CDばかり聞くのを止めて
以下のアプローチをおすすめします。
——–リスニングができるようになる2ステップ——–
1.英単語を5回以上発音して小脳に音を覚えさせる
2.『語のつながり』を音読する
———————————————————
英語がよく聞き取れるようになると思います。
…..
以下のボキャビルコラムで
7ヶ月で語彙を12000にした僕の
英単語学習に対する考えを
まとめています。
ぜひご覧くださいませ。