「何を言ってるのか分かったのはあなたが初めて!」

私は過去に
フィリピンの英会話学校に
行ったことがあります。

そこで驚いたのですが
ほとんどの生徒が
発音を全く気にしていないのです。

ほとんどの生徒が
発音記号を読めません。

彼らは英語のスペルから
発音を想像して話していたのです。

私は 仲のいい生徒に、
「最初に発音やった方がいいよ」と言ったのですが
「まずは、会話だよ!」と何度も言われました。

結果 フィリピン英会話学校で
恐ろしいことが起きていました。

これはフィリピン英会話学校の
経営者に聞いた話です。

まず、フィリピンの学校で学んだ生徒は
英会話に自信を持ちます。

普通に先生と英語で話せるからです。

そして、「フィリピンの次はオーストラリアだ!」と
彼らはオーストラリア留学に向かうのです。

しかし、オーストラリア人と話すと
全く英語が通じず
落胆して日本へ帰るのです。

なぜ、フィリピン英会話の先生に英語が通じて
オーストラリアのネイティブには
英語が通じないのでしょうか。

なぜなら、オーストラリアのネイティブは
日本語なまりの英語に慣れていないからです。

反して、フィリピン英会話の先生達は
日本語なまりのめちゃくちゃな英語に
慣れているのです。

それを生徒達は「通じた!私 英語できる!」と
勘違いするのです。

しかし、実際には
めちゃくちゃな英語を話しているので
それに慣れていないネイティブには通じないのです。

これを示す話がもう一つあります。

私はフィリピン英会話学校の
新人教師にこう言われました。

「何を言ってるのか分かったのは、あなたが初めて!」

どういうことかというと
新人教師は日本語訛りに慣れていないため
発音に無頓着な
他の生徒の英語が聞き取れなかったのです。

そして、発音を学んでいた
私の英語だけが聞き取れたのです。

現地でフィリピン英会話を6ヶ月やると
飛行機代含めて100万円かかります。

間違った発音の癖がついてしまったら
矯正することは難しいです。

「発音に神経質になってください」と言うと
「それより、会話!会話!」と言う人がいるのですが
100万円使って間違った発音の癖をつけるというのは
後悔するには大きすぎるのではないでしょうか。

発音には神経質になることをおすすめします。

TOEIC初受験で925点とった方法

7ヶ月で語彙を12000にした方法